根津山の日記

日々の生活をまとめます。世田谷代田、理科教育、戦前の教育

目的・目標を明確にする

昨年、今年と授業において、「目的・目標を明確にする」ことの重要さを気づくことが増えました。この歳にして、今更では?と言われてしまいそうなのですが、正直な気持ちです。どうしてそのようなことになったのか、恥ずかしいのですが、打ち明けたいと思います。

 

1つの時間を大切にする

1つとして、目的・目標を考える時間ができたことが挙げられます。中学校の現場を離れ、授業よりも理科に関係する講義や研修会の担当が増えました。先生や学生を前にすると、1コマ、1時間の講義で何をしたらいいか答どころか、教科書、お手本もありません。仕事を少なくしたで、何をどのように教えるか、落ち着いて考える機会が増えました。

良い授業とは何かを考えるようになった。

2つとして、良い授業とは何かを考えるようになったことです。新潟大学の講義を担当するようになり、授業を自らどうするか考えるようになりました。若い時から実験が好きで、理科の実験ばかり考えていて、いかに良い授業をするかという視点が足りなかったように思います。もちろん、理科で実験のある授業を考えることは、重要な要素です。しかし、改めて考えて講義しようと、「良い授業とは」と考えた時に、それを言葉で具体的に表すことができませんでした。

石井さんの講義

2年前に京都大学の石井英真さんの研修を見たことで、方向性が見えてきました。昨年、今年と、新潟大学の講義で実践して、だいぶ手応えが出てきました。その中の中心的課題が、「目的・目標を明確にする」ということでした。

 

我が家では”定番料理” ハンバーグ 秘訣は紹興酒

我が家の定番料理。ハンバーグ。これは、自慢できる味です。

ハンバーグ 出来上がり

ハンバーグの材料 (2人前)

牛豚合挽 250g 

玉ねぎ  1/4

パン粉  1/2カップ (100m l)

調味料

A コンソメの素 小さじ半分

A 塩 小さじ半分

A コショウ 少々より多めの気分

A ナツメグ 小さじ 半分

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白ワイン パン粉にふりかける程度

炒める食用油 大さじ 2 (でもね、フライパンの大きさに合わせてください)

 

ソース

ハンバーグを焼いた油(フライパン)

紹興酒 大さじ 1 これが不思議と合う

しょうゆ 大さじ 1

中濃ソース 大さじ 2

トマトケチャップ 大さじ 1

砂糖  気分で多めに入れるとちょうどいい

付け合わせ野菜

にんじんなど根菜や芋類、ブロッコリー パプリカ、カボチャなど 余り物を使う 

後は好きなものを入れてください。今回はシュウマイを添えました。

 

作り方

ハンバーグの作り方

1 玉ねぎをみじん切り。フライパンできつね色になるまで炒める。

2 パン粉に白ワインをふる。しっとりすれば良いです。

3 ひき肉に 1と2を入れて混ぜる。

4 Aの調味料を入れてよく混ぜる。

5 手のひらにのせて、両手でトスして形を整え、最後に中央に親指でくぼみを作る。

6 フライパンで焼く。片面は中火、1〜2分で焦げ目がついたら、裏返して、弱火で5分~7分、火加減を見たら蓋をしておくこと。

 

付け合わせ

1 適当に大きさにして蒸気で蒸す。

私は、黄色い野菜が好きです。小型の蒸し器は便利です。

 

ソース

残った油に、調味料を入れます。

入れる時は、火を弱くしています。

ソースはそれぞれの調味料は毎回の勘です。

入れた時に余熱で焦げる感じを見ながら

味もありますが、匂いととろみを見て調整します。

 

これで、作るのに40分くらいです。

これは、料理店でも出せると、妻は言います。

美味しかったです。

 

料理初心者でも挑戦できるポテトサラダレシピ

 

今日の夕飯は、4品でした。ちょっとチャレンジしたのは、ポテトサラダでした。

ポテトサラダ

材料 (2人前)

じゃがいも 3個

きゅうり  1本

にんじん  1/2本

卵 ゆで卵 2個

ミニトマト 2個

塩、コショウ 少々

マヨネーズ 適量 (ちょっと多め、美味しそうに見えるまで)

ポテトサラダ

作り方

1 じゃがいもは電子レンジで5分 器に入れて5分間

2 ゆで卵作り 12分お湯で茹でました。

3 きゅうりは輪切り薄くね。にんじんは少量のお湯で茹でました。これはいちょう切り。

4 じゃがいもをスマッシャーで潰して、塩、コショウして、きゅうり、にんじんを入れる。

5 マヨネーズを適量入れて、よくかき混ぜました。

6 彩に ゆで卵をスライス、ミニトマトを半分に切って入れました。

 

これで、作るのに30分くらいです。

美味しかったです。

 

 

1時間の講義・授業を活かすにはどうしたらいいか

1時間の授業を頼まれたらどうするか

ただ1時間(90分)を与えられて、何を授業にしようか考えるのは、もっともスリリングな取り組みである。

誰が何を教えるか、自分で教える内容を決められるとすると、何を主題にするだろうか。

そのとき、何をどのように組み立て行ったら良いのか、大人を対象としていても、悩ましい。何度も、同じような学生、生徒の経験を繰り返せば、次第に内容の工夫すすみ、文脈にまとまりが出てくる。しかし、一回限りの講義では、どうしたらいいだろうか。

         <<大豆から学ぶ授業>>

要点は、

「はじめて会う受講者とすると、

①わかりやすく身近なこと、

②だれもが関心を持つ内容に絞る、

③少なめ、

④自分の体験や考えとつなげる

 

私として、これら4つを心がけている。1時間の貴重な時間をもらったとき、気張ってしまい、内容が多くなるのが私の失敗の中でも多い。1時間の授業は本当に短いことを納得するのがなかなか難しいことが、私の癖だろう。時間が余ってしまうの恐れてのことだが、それはある意味準備不足、研究不足からくるものだろう。

 

時間を余らせたほうが良い

「1時間の授業」では、時間は余ったほうがよい。尻切れトンボになるかもしれないが、結論や対話のない一方的で何を伝えた終わりは、せっかくの積み上げが無駄になる。受講者、学生、生徒は思いや言いたいことが溜まっているはずなのだ。短めに区切りを入れて、そこで、対話を入れるのがちょうど良いのである。そこに、受け手の満足を導き出すチャンスがあるからだ。

専門家、研究者などに話を聞くと、多くの知識や経験が詰まっているので、できるだけ表現してみたい気持ちに駆られている。そのようなときは、情報過多に陥ることを多く経験している。要点は最初の十数分で済んでいることも多く感じる。

 

90分で3つの内容

90分の講義だったら、テーマの項目として3つか4つではないだろうか。それも、はっきりと文脈に区切りを入れたほうが良い。現在請け負っている、講義の章立て、区切りを案を提示して行きたい。そして、本番の講義で、成果が出るか確認してみたい。

 

<<学ぶ>>

 

 

【春の味覚を楽しみたい】 たけのことわらびを下ごしらえ

春の味覚 わらび
今朝から、筍と蕨を下ごしらえしています。
筍は米糠がついていて、灰汁抜きも初めて知りました。
 
 筍の下ごしらえ
 筍は先の部分を5センチほど切る。
 硬い皮をはいで、表面に包丁の切れ目を深さ1、2センチで入れる。
 大きな鍋に水をたっぷり入れてお湯を沸かす
 米糠を鍋に入れて、唐辛子を一つ入れる。
 沸騰して1時間
 火を止めて、冷めるのを待つ
 皮もやわらかく、灰汁の味、においもない
 
筍がとても大きくて、何度か分けなと食べきれない。さきほど、冷蔵庫に入れました。

米糠を使って灰汁抜き 半日かかりますね。楽しい
 わらび
  わらびは根の方の硬いところを数センチとり、
  大きな鍋で煮る。
  重曹を少し入れる。
  沸騰したらひをとめて、半日おく。
  何度か水であらう。
 
 
蕨の似た汁は赤くなるのですね。重曹アルカリ性で色が赤くなるのかもしれません。
とても新鮮な気分、驚きでした。
 

わらびの下ごしらえがすみました
 
明日、たけのこご飯と煮物、蕨は薄味にたきますかね。おひたしがよいとアドバイスをもらいました。自分で作ると、味が何倍にも美味しく感じるのが不思議です。おそらくいろいろ考えているからですか。
 
 

できた、たけのこです 大きいので炊き込みご飯と煮物にしようかと思っています。

勝田茅生 「それでも人生に意味がある。」 第1回 NHKこころの時代

「あ、まだ、朝のニュースはやっていないんだ」

たまたま目覚めが早くなってしまった。起きてすぐにぼーっとしながらテレビをつけて、ニュースでも見るはずだったが、やっていない。「そういえば土曜日だ」ということにそこで気づき、「それなら、『俳句入門』でも・・・」とEテレに変えてみた。この日は、トイレの後に寄ったので、時計も見なかったから気づかなかったが、朝、5時過ぎだと思う。前日は運動して疲れて、いつも起きない時間に起きていたことになる。中途半端な気分で、何も気にせずテレビをつけて腰掛けていた。1、2分だろうか、はたと気づき「俳句入門」かなとテレビを見たら、始まる1時間以上前で、番組が違っていた。「そうかちょっと起きるのが早すぎたか」とやっと気づき、「俳句」まで時間があると判断できた。頭が動き状況がわかってきて、改めて見ると、番組は土曜のいちばん早朝にある「こころの時代」だった。Eテレの早朝という、ほとんどだれも見ない宗教、人生をテーマにした番組で、ステレオタイプに連想して「お坊さんの説教かな、なんだ寝ようか」と頭の髪をかいた。ふと気づくとタイトルが「ヴィクトール フランクル」の「それでも人生に意味がある」だった。そのとき何か感じて「あらー」とテレビの前で口を開けながら、立ち尽くしてしまった。「何でこんな時間に起きたんだろう」と思った。それは起きたことに後悔したわけではなく、「この時間にわざわざだれかが起こしてくれたのかもしれない」と思わせるくらいの、まさに奇遇だった。改めて、ソファーに座り直し、フランクルの話をこんな早朝に聴くことになった。

 ヴィクトール フランクルは著名な戦前のオーストリア、ウイーンの精神分析医である。第二次大戦のとき、ナチスの捕虜収容所の体験を描いた「夜と霧」が戦後間もない頃、日本に紹介されて、多くの人に知られることになった。私はずっとあと、教員になる前20代後半に、大学の先生の講義で紹介されて知ることになった。漠然としていたが、興味が湧いてきて「夜と霧」を読んでみた。

 さて、ヴィクトール フランクルの考えは「人間が存在することの意味への意志を重視し、心理療法に活かすという、実存分析やロゴセラピーと称される独自の理論を展開する。」(みすず書房HP)とあり、内容はとてもいいのだが、なかなか理論は難しい。でも、30歳手前ころ心理学に傾倒して、粘り強く続いて「愛と死」「それでも人生にイエスと言おう」を手に取ってみた。今では、細かいことはほとんど覚えていないが、番組を見ることで、あの30年前の自分を思い出すことになった。そう、「どんな苦しい状況に置かれても、死ぬ間際の人であろうとも、生きることには意味がある」「それでも、人生に[Ja=yes]と言おう」「人は人生から問われている存在」をかみしめることもあった。

この番組は月に1度、6回シリーズで9月まで続く。第1回はフランクルの両親、生まれ、幼少期から青年期、フロイトとの出会いと交流やアドラーとの交流も紹介してくれた。解説は、セラピストの勝田茅生(かやお)さんという女性だった。上智大学を卒業後、ドイツに留学、博士を取得しフランクルの孫弟子にあたるそうだ。ドイツのセラピストの資格をとり、日本でもセラピスト協会を運営している。何よりも勝田さんの話はとてもわかりやすい。戦前のナチスホロコーストに連れて行かれる前までがわかりやすく紹介していた。フランクルの考えや体験について、本で読んだだだけではわからないことまで綴られていた。写真も紹介されていて、フランクルを知るにはとても良い番組だと思った。第2回は5月に放映されるが、「夜と霧」で紹介されたホロコースト時代である。放映は早朝なので見逃してしまいそうだ。スケジュールにめもしておきたい。

 

ウイーンの思い出も、20年以上前になる。

ステファン大聖堂 ウイーン

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/46GLP751XK/

 

余談だが、俳句をやるわけではないが、興味があり、土曜日の朝についつい見てしまうのがNHK「俳句入門」である。

二拠点生活の科学アドバイザー

20240417

東京と長野の二拠点生活で仕事

長野県下伊那飯田市で仕事をはじめて、2年目。二拠点生活で仕事をしている。もともと東京で仕事をしているが、週末に飯田市に行き、科学アドバイザーとして、科学体験活動の運営に関わっている。収入は、交通費をいただくが、その他はない。どうしてもカツカツの生活になる。充実感はあるし、生活空間がちがうので、何事にも切り替えができる。ただ一点だけ、移動に時間がかかるのが思ったより難点である。週末いっぱい飯田で過ごし、月曜に戻る時もあるが、日曜日の夜に東京に戻るときは、高速の渋滞で、移動で「感じとして」疲れがたまる。

本業の仕事

本業の仕事は、教材の開発および営業資料、支援に関わる仕事。外回りはあまりなく、突発的な対応もない。できるだけ着々と与えられた仕事を進めていくことがミッション。2年前に、自分で仕事を管理し、無理なく週末に仕事をするため、さそわれた会社に転職し、働き方も契約社員に切り替えた。2年働いて、契約更改。先週まで週四日で勤務していたが、自分は何日働くとバランスが取れるかと考えて、4月から、週二日勤務を願い出た。会社の快く受け入れてくれて、今週からあたらしい契約社員に切り替わった。

 

二拠点生活は8年前から準備

8年前に飯田市民の方から誘いがあり、準備を始めた。妻の了解も得て、飯田の協力もあり、最初は軽く決断したが、だんだん本格的に拠点の確保が進み、とうとう家を建てて、週末はゆっくり過ごすようになった。贅沢はできないが、住み心地のいい家にできた。東京の家よりも広くて、平屋で住みやすい。断熱もしっかりして、光熱費の出費もずいぶん抑えられている。自分の時間を過ごすことが増えると期待している。

最近感じているのが、飯田が地方都市のモデルとしてとても興味がわくこと、人口こそ10万人程度なのだが、この地方では中核都市で、さまざまな生活の機能が集中している。コンパクトで生活しやすい街なのだ。そして、個人的には防災対応になっている。今後20年以内に大規模な地震が予想される。この東京で住んでいる限り、被災したときの対応を考えなくてはならない。2つの拠点をもつことは、家族との生活にとって、何よりの防災対策だと考えている。

 

知りたいこと、書きたいことに集中できる

週二日の契約社員になり、収入はだいぶ減る。雇用保険や健康保険の加入も個人事業主と同じになった。これからどうなるか、まず1年じっくり取り組んでみたい。この生活が始まったばかり。平日にしっかり休めるから、心に余裕が出てきた。この貴重な時間を埋めてしまっては本末転倒になりそう。すでにいろいろ連絡が入って、お金になるお仕事もあるが、時間がとられるものは断っている。

それでも、うれしいことは、個人的に請け負える、自分の興味に関係する、単発的なことに時間がかけられる。声をかけてもらい、個人の事業も増えそうである。捨てることで得ることがあるとはよく言ったものだ。

この少しの余裕の時間を大切にして、1年間を過ごしてみたいと思う。

 

20240414   #かざこし子どもの森