根津山の日記

日々の生活をまとめます。世田谷代田、理科教育、戦前の教育

週末に副業、ボランティアで二拠点生活 ダブルロケーション

20240417

東京と長野の二拠点生活で仕事

長野県下伊那飯田市で仕事をはじめて、2年目。二拠点生活で仕事をしている。もともと東京で仕事をしているが、週末に飯田市に行き、科学アドバイザーとして、科学体験活動の運営に関わっている。収入は、交通費をいただくが、その他はない。どうしてもカツカツの生活になる。充実感はあるし、生活空間がちがうので、何事にも切り替えができる。ただ一点だけ、移動に時間がかかるのが思ったより難点である。週末いっぱい飯田で過ごし、月曜に戻る時もあるが、日曜日の夜に東京に戻るときは、高速の渋滞で、移動で「感じとして」疲れがたまる。

本業の仕事

本業の仕事は、教材の開発および営業資料、支援に関わる仕事。外回りはあまりなく、突発的な対応もない。できるだけ着々と与えられた仕事を進めていくことがミッション。2年前に、自分で仕事を管理し、無理なく週末に仕事をするため、さそわれた会社に転職し、働き方も契約社員に切り替えた。2年働いて、契約更改。先週まで週四日で勤務していたが、自分は何日働くとバランスが取れるかと考えて、4月から、週二日勤務を願い出た。会社の快く受け入れてくれて、今週からあたらしい契約社員に切り替わった。

 

二拠点生活は8年前から準備

8年前に飯田市民の方から誘いがあり、準備を始めた。妻の了解も得て、飯田の協力もあり、最初は軽く決断したが、だんだん本格的に拠点の確保が進み、とうとう家を建てて、週末はゆっくり過ごすようになった。贅沢はできないが、住み心地のいい家にできた。東京の家よりも広くて、平屋で住みやすい。断熱もしっかりして、光熱費の出費もずいぶん抑えられている。自分の時間を過ごすことが増えると期待している。

最近感じているのが、飯田が地方都市のモデルとしてとても興味がわくこと、人口こそ10万人程度なのだが、この地方では中核都市で、さまざまな生活の機能が集中している。コンパクトで生活しやすい街なのだ。そして、個人的には防災対応になっている。今後20年以内に大規模な地震が予想される。この東京で住んでいる限り、被災したときの対応を考えなくてはならない。2つの拠点をもつことは、家族との生活にとって、何よりの防災対策だと考えている。

 

知りたいこと、書きたいことに集中できる

週二日の契約社員になり、収入はだいぶ減る。雇用保険や健康保険の加入も個人事業主と同じになった。これからどうなるか、まず1年じっくり取り組んでみたい。この生活が始まったばかり。平日にしっかり休めるから、心に余裕が出てきた。この貴重な時間を埋めてしまっては本末転倒になりそう。すでにいろいろ連絡が入って、お金になるお仕事もあるが、時間がとられるものは断っている。

それでも、うれしいことは、個人的に請け負える、自分の興味に関係する、単発的なことに時間がかけられる。声をかけてもらい、個人の事業も増えそうである。捨てることで得ることがあるとはよく言ったものだ。

この少しの余裕の時間を大切にして、1年間を過ごしてみたいと思う。

 

20240414   #かざこし子どもの森